無量壽会は、特養老人ホーム、短期入所施設、デイサービスセンターを運営する仙台市の社会福祉法人です

法人概要

ご挨拶

平成27年4月
社会福祉法人無量壽会
前 総合施設長 佐々木 みつ子

 この度、平成27年3月31日をもちまして、社会福祉法人無量壽会を退職いたしました。
 在職中は、格別なご厚情とご支援を賜りまして、心より御礼申し上げます。
 後任には、法人本部長として中川俊彦が就任し、法人本部と上谷刈の施設長を兼務、法人全体を統括いたします。そして双葉ケ丘施設は只木和彦が施設長に就任いたします。皆様にはこれまで同様ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

 私は平成7年9月に無量壽会職員に採用して頂き、平成8年4月開所の寳樹苑・清涼苑・双葉ケ丘デイサービスセンターの立ち上げから関わらせていただきました。20年程の間、仕事を通して、多くの学びと気付きを得ました。私にとって貴重な人生勉強の場でもありました。

 福祉を取り巻く環境の変化、介護保険制度の成立そして改定と、ここ20年間で私達の周りは大巾に変化し、この平成27年度も介護保険制度改定により更に厳しい経営を迫られております。

 もともと福祉を専門に勉強してきた訳ではない私としては、だからこそ違う感覚での捉え方、サービスを受ける側の感じ方を生かしていければという思いもありました。人間として、一人の社会人として真摯に仕事に向かって行こうと考え、福祉について学び、利用者様、ご家族に向かい合い、職員の皆さんにも伝えて来たつもりですが、なかなか想いを伝えるのは難しいものでした。

 利用者の皆様そしてご家族の皆様との出会いも、私にとって本当に貴重なものでございました。お一人お一人に人生があり、物語があり、教えていただくことも数多くありました。この仕事に携わることで多くの人との出会いと別れも経験しました。生きている延長上に人生の終末があり、悔いのない終末を迎えるには一日一日を大切に楽しく過ごすことだと、今、感じています。

 この20年を振り返りますと、職員の仕事ぶりは素晴らしいものがあり、日々その成長を感じております。まだまだ改善しなければならない問題は山積みですが、今までの積み重ねの上に積極的にポジティブに事にあたり、謙虚に学び自分を高め、新人を育て、ますます良いサービス提供に繋げられるよう、そして無量壽会のますますの発展を心より願っております。

 在職中は、お陰様で元気で職務に携わることが出来ました。今後は、思うように取れなかった趣味の時間を持つことと、孫や友人との関わりを増やして自然体で人生を楽しく過ごしたいと考えております。

 ご利用者・ご家族の皆様、地域やボランティアの皆様、関係機関の皆様、理事・監事・評議員の皆様、そして職員の皆様、長い間本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
どこかでお目にかかりましたら、お声を掛けてください。
どうぞ皆様、お元気でお過ごしくださいませ。

組織変更のお知らせ及び、ご挨拶

社会福祉法人無量壽会
法人本部長 中川 俊彦

 いつも当法人のサービスをご利用いただきありがとうございます。
佐々木総合施設長のご勇退を受け、この度、法人本部長に就任します、寳樹苑いずみ苑長の中川と申します。

 平成27年度を迎えるにあたり、ご挨拶させていただきます。
 当法人は、平成6年に法人設立、平成8年より、青葉区双葉ヶ丘の地において特別養護老人ホームはじめ、高齢者福祉事業を開始し、今日まで一貫して、地域に密着した高齢者介護・高齢者支援を行ってまいりました。事業数も開設時3事業から、現在は8事業。職員数も60名程度から170名へ、拠点も青葉区双葉ヶ丘地区と、泉区上谷刈地区の2ヶ所へと増やしてまいりました。その間、高齢者介護は、行政の措置制度から、介護保険制度下の介護サービスに代わり、今日に至っていますが、高齢者が年々増加する現状において、私達が果たすべき役割もより大きなものになっていると感じております。

 しかしながら、近年の介護、看護職の労働力不足や介護報酬の減額に続く減額等により、法人の運営の根幹が崩れかねない事態になっており、サービスを求めている方々沢山いらっしゃるにも関わらず、思うように私どもがご提供できない歯がゆさを強く感じております。
 ついては、平成27年度より法人本部の強化を図り、法人全体として組織的に人材の確保に努め、安定かつ質の高いサービスを提供していきたいと考えております。
また、その上で、より地域に密着したサービス・地域の方々から支持される施設・法人を目指していきます。

 新体制となり、何かと不備もあるかもしれませんが、職員一同、一丸となって努力してまいりますのでの、今後ともご支援・ご協力の程、よろしくお願い致します。

平成27年度 事業方針

心に笑顔を咲かせましょう!
~ 今日も良い日と思える日々を、ともに ~

 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けていく「地域包括ケアシステム」の整備が進められていこうとしている中で、当法人・施設は、地域において、その一翼を担い、地域の高齢者を積極的に支援していく。
 また、サービスの質を向上させ、数ある事業所の中から、地域の方々より選ばれる存在になることを目標とする。
 更に、既存の事業や、制度に捉われず、地域に必要とされるサービスについても検討し、地域貢献を図っていく。
 上記を達成していくため、各事業所、職員が取り組んでいくものとしては下記の通り。

  • Ⅰ. 職員一人一人が、全てのお客様に好感をもってもらえる接遇の実践
  • Ⅱ. 専門性を高め、お客様の満足度の高いサービスの提供
  • Ⅲ. お互いが気持よく、意識を高く働ける職場づくり
  • Ⅳ. 地域との関わりを深め、地域に貢献できる事業・サービスの検討

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